ミャンマーの伝統的な民族衣装ロンジーの生地のアジアな色合い
ここでは、ミャンマーの女性用民族衣装・ロンジー生地のご紹介です。ミャンマーでは、普段着として今なお、民族衣装を着て過ごします。こちらでご紹介しているのは、裾部分に装飾文様のある女性用のロンジー生地です。ロンジーは、コットン(綿)や、シルク、他等を巧みに用い幻想的なアジアの色に織り出されます。地布の独特の光沢あるの生地は、鈍い紅桔梗(べにききょう)のような色で、光によって色が深みを増します。そこにミャンマーの伝統的な文様を組み合わせた織り柄が施されています。布裏の写真で、織り込まれた文様の状態 (模様間の糸渡り) をご確認いただけます。布自体は、薄手でさらっとした肌触りのハリ感のある生地です。この独特の光沢感が、ミャンマーの織り文様と相まって美しい1枚。鋏を入れるのが、「もったいない。。。」と躊躇するほどです。
▼ ミャンマーのロンジーについて---------------
ミャンマーは、多民族国家で、少数民族を含め135の民族からなり、それらを大別し、ビルマ族、シャン族、カレン族、カチン族、ラカイン族、チン族、モン族、カヤー族 (人口比率の多い順)で構成されています。これだけ聞いても、少数民「族」好きの私は、ワクワク・ミャンマー!ということで、以前から、何かしらご縁もあり、ミャンマーのものは色々とご紹介してきました。(商品とは、関係なさそうなミャンマーの写真を掲載しているのは、ミャンマーの「感じ」が伝わればとの想いからです)
それぞれの民族は、方言、伝統、文化、伝説、伝統的なロンジーを含めた民族衣装が異なります。18世紀頃にミャンマーに機織りの技術がもたらされ、そこから高度な発展を遂げます。上記写真の中に「19世紀に描かれたロンジーを機織る女性が描かれている絵」にもあるようにロンジーは、各種族の女性が、糸を紡ぎ、染め、手織りで、その伝統文様を紡ぎ大切に継承してきました。
そして、この「ロンジー」。ミャンマーでは、男女問わず、民族衣装のロンジーと呼ばれるサロン風の巻きスカートを通常使いでまとっています。もちろん、寄せる近代化によってミャンマーも大きく変容を遂げていますが、このロンジー文化は、民族の誇りとしてミャンマーの人々に今なお愛され、通常衣として使用されています。顔に塗る「タナカ」もしかりで、このミャンマー人の民族愛の心意気が、なんともたまりません。
また、ロンジーには、男性用と女性用があり、男性用を「パソー」、女性用を「タメイン」と言います。男性用は小紋の柄のような一見、プレーンなのものが多く、女性用のものは裾部に大きな織り柄が施されている華やかなものも多くあります。
※ロンジーの生地は、その用途のために サイズがほぼ一様で、約100cm+の幅で、180cmの長さになります。そして、Orange Moonでは、縫製処理前の「生地」の状態のものを販売しておりますので、生地端は、始末されていない、切りっぱなしの状態になります。ミャンマーからの届いたそのままの状態でお渡ししたいと思いますので、そのままの状態でお送りいたします。最後に、ミャンマーのロンジーには、私が「ロンジー臭」と呼んでいる独特の匂いがございますが、お洗濯いただくことで匂いは気にならなくなります。こちらで余計な手は施さず「そのまま」をお届けさせていただきますので、予めご了承ください。
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ミャンマーのロンジー生地
サイズ:幅 約102cm / 長さ 約180cm
この商品は、お色をお伝えするのが非常に難しいアイテムです。画面上の色は、皆様の端末の種類やモニターの色設定等により実物とは印象が異なる場合がございます。予めご了承ください。
また、ミャンマーから届いたままの状態でお送りいたしますので、折皺や糸が始末されていない個所もあります。商品詳細下部にも記載しております件もご一読、ご了承の上、ご購入をご検討いただければと思います。この商品は、シンガポールから発送されます。また、梱包には、環境に配慮したリサイクル資材(梱包材・緩衝材)を使用いたしますので、予めご了承ください。また、返品には応じかねますことをご理解の上ご注文ください。商品が届きました際に、商品違い、破損等の商品に明らかな欠陥があることが見受けられた場合は、到着後1週間以内ににお写真を添付し、その旨お申し出ください。